2048とは
4x4の盤面と、数字の書かれた数枚のタイル、そしてルールはひとつだけ。全部を一方向にスライドさせると、同じ数字のタイル同士がぶつかって、合計値のタイルひとつになります。一手ごとに空きマスへ新しい2(たまに4)が落ちてきます。どれかのタイルが2048になるまで合体を続ける。それだけのゲームなのに、2014年以来どれだけの夜が溶けたか分かりません。
厄介なのはスペースです。盤面は思ったより早く埋まり、雑なスワイプ2回で大きなタイルが真ん中に取り残され、誰にも触れなくなります。やり方さえ知っていれば2048は十分に届く。4096や8192まで行ければ、そこからが自慢のしどころです。スコアは合体した数字の合計なので、2048のタイルができた後もどんどん伸びていきます。
2048の遊び方(本当に勝つコツ)
PCでは矢印キーを使います。WASDでも動きます。スマホでは盤面をスワイプ。ひとスワイプで全タイルがその方向の端まで詰まり、同じ数字にぶつかったタイルは合体します。合体した直後のタイルは、同じ手の中で二度は合体しません。盤面が埋まり、隣り合うタイルに同じ数字がなくなったら終了です。
たいていの人が2048にたどり着く方法は「角固定」です。角をひとつ決めて(右下が定番)、いちばん大きいタイルをそこに置き続けます。使う方向は下・右・左の3つだけで、上は非常ボタン扱い。最下段を右から左へ、1024、512、256、128というふうに大きい順に並べておくと、新しく合体したタイルの収まる場所が自然にできます。大きいタイルが角から出てしまう方向には、次の手で負ける以外の状況では絶対にスワイプしないこと。
効く習慣がふたつあります。新しいタイルがどこに落ちるかを一手先まで考えること、そして盤面が混んできたら手を遅くすること。真面目に遊んでいる人に聞けば同じ答えが返ってきます。負ける原因はたいてい運ではなく、「安全に見えた」速いスワイプです。
2048の生まれた経緯
2048は2014年3月、当時19歳のイタリア人開発者ガブリエレ・チルッリが、たった一度の週末で書き上げました。新ジャンルを作るつもりはなく、仕組みはVeewo Studioの「1024」から素直に借りたもので、その1024もアッシャー・ヴォルマーの「Threes」から生まれたものでした。チルッリは自分の版をMITライセンスでGitHubに公開し、この一つの判断が2048を世界中に広げました。数週間で1000万人以上がプレイし、カップケーキ版、Doge版、フィボナッチ数版といったクローンが数日で現れたのです。
チルッリはこれで稼ぐことを拒みました。広告を断り、2014年5月にiOSとAndroidの無料アプリを出し、寄付で数百ドル入れば十分だと語っています。ウォール・ストリート・ジャーナルは「数学オタクのキャンディークラッシュ」と呼び、大学はソースコードをプログラミングの授業に使い、自動でクリアするボットを書く人まで現れました。
このページの版はチルッリのオリジナルのエンジンとタイルの挙動をそのまま使っているので、手触りは記憶のままです。私たちが足したのは世界ランキング。ゲームが終わるとスコアが自動で保存され、表は数秒で更新されます。